三菱自動車カナダ(2090 Matheson Blvd. East, Mississauga, Ontario)が2月からカナダ全土で販売を開始する新型「ランサー・エボリューション」が、バンクーバーの港に到着した。日本から初出荷された100台を載せた船The Maersk Sea号が、1月7日、にバンクーバー郊外にある港に着岸し、現在カナダに67カ所あるディーラーへの輸送準備が行われている。
同車は、1992年に最初の型が登場してから16年になり、2006年にはカナダの「Automobile Magazine」でAll-Stars Awardを受賞するなど、人気の車種。日本で発売開始された昨年10月以降、カナダへの到着が待たれていた。
三菱自動車カナダの柳川智樹副社長は「新しい世代のエボリューションをカナダに紹介できることを誇りに思う。高度のパフォーマンスとテクノロジーをぜひ体感してほしい」と呼びかける。
「2007年の当社総売上台数は2006年の約1.5倍に伸びるなど、カナダ市場での販路は順調に拡大しており、今回の新型ランサーのカナダ初投入でさらに売り上げの増加を期待している」と、広報担当のスーザン・エリオットさん。
市場販売予定価格は、GSRタイプ=が41,498カナダドル~、MRタイプ=が47,498カナダドル~、MR Premiumタイプ=が51,498カナダドル~。
同車は、今月27日までモントリオールで開かれているオートショーで紹介され、注目を集めている。今後、トロント(2月15~24日)、エドモントン(2月28日~3月2日)、ケベック(3月3~9日)、カルガリー(3月12~16日)、オタワ(3月27~30日)、バンクーバー(3月29日~4月6日)のオートショー・モーターショーで順に登場予定。