バンクーバー市は8月1日、市民ボランティア隊「Vancouver Volunteer Corps(バンクーバー・ボランティア隊)」の編成を発表した。市内で開催される大型イベントや災害発生時に備えるため。
Robertsonバンクーバー市長は「冬季五輪の際の『ブルージャケット』(五輪ボランティアのユニホーム)チームは市最大のイベントを成功に導いた真のヒーローだった。バンクーバー・ボランティア隊の結成が五輪ボランティアの人たちが示した地域参加の精神を呼び戻すのではないかと期待する」と話す。
2011年のホッケー、スタンレーカップの暴動発生後に行われた、元バンクーバーオリンピック委員会CEO、John Furlong さんらによるレビューでも市のボランティア隊の結成を勧めていた。
市民ボランティア隊はバンクーバー消防局と市の災害対策本部が運営。災害時には市民の誘導や地域のコミュニケーションを担当する。花火大会のような大型イベントの際の補助、大量の降雨、降雪時などにも対応する。市では今後4年間で1500人の登録を期待しており、参加者には必要なトレーニングも提供する。
ボランティア隊への参加はメール、または電話(TEL 311)受け付けている。