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ロブソン通りに巨大クッション15個-帆再利用し住民らの憩いの場に

雲のように見えても実は硬めのクッション「Pop Rocks」は「自己責任でお楽しみください」のステッカー付き。

雲のように見えても実は硬めのクッション「Pop Rocks」は「自己責任でお楽しみください」のステッカー付き。

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 バンクーバー・ダウンタウンのロブソン通り(バンクーバー美術館前)に8月15日から巨大な白いクッション15個を並べた「Pop Rocks」(800 Robson Street, Vancouver)が設置され、多くの人たちの憩いの場所となっている。

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 同クッションは、カナダプレースの白い帆の部分に使われていた布を再利用したもの。中には、リサイクル材料から作ったポリスチレン製ビーズが入っている。Matthew Soules ArchitectureとAFJD Studioの共同製作によるもので、イギリスの彫刻家ヘンリー・ムーアの作品をイメージしてデザインしたという。

 昨年夏、ポップアップ公園「PICNURBIA」が登場し、話題になった同エリア。今年もバンクーバー市が歩行者天国プロジェクト「VIVA Vancouver」の一環として、「車の利用を減らし、道路を活気あふれる公共スペースに生まれ変わらせる」ことを目的に掲げ、夏の間、市内各所でさまざまな企画を実施している。

 ダウンタウンで買い物途中に休憩していた観光客のマリオンさんは「遠くから見たら真っ白な雲みたいだったので、ふわふわしていると思って飛び乗ったら意外に硬かった」とクッションの座り心地を話す。

 「Pop Rocks」は9月3日まで。

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