2012年大みそか12月31日の夜、バンクーバーエリアでもUBC アジアンセンター、スティーブストン仏教会、コキットラムの東漸寺などで除夜の鐘つきが行われ、深夜日系人を中心とした多くの参拝者が厳かな鐘の音と共に新しい年を迎えた。
現在の地に寺が建立されてから今年で50年を迎えるスティーブストン仏教会(4360 Garry St. Richmond)でも23時30分の法要開始前から日系人を中心に多くの地元市民たちが集まり始め、深夜12時前に開始された鐘つきに参加した。
留学3年目で初めて参加したという学生の吉田恵理子さんと江藤美佳さんは「しばらく日本に帰っていないので日本の年越しの雰囲気を懐かしく思い来てみた。法要で教えていただいたように、2012年に起きたいろいろな事が鐘の音と空に消えていい自分と社会になれたらと願う」と感想を話した。
参加者たちは鐘つきの後、仏教会より振る舞われた「年越しうどん」や販売された「たい焼き」などの日本の味を楽しみながら帰途に就いた。