バンクーバーの児童書専門店「Kidsbooks」(3083 West Broadway, Vancouver TEL 604-738-5335)で1月27日、作家のTom Angleberger さんを囲むファンイベントを開催され、多くの子どもたちが「折り紙ヨーダ」を制作したりAnglebergerさんのトークに聞き入ったりする楽しいひとときを過ごした。
Angleberger さんは折り紙のヨーダが子どもたちにさまざまな困難を切り抜ける知恵を与えてくれる「The Strange Case of Origami Yoda」、子どもが口ひげをつけて大人のパワーを手に入れる「Fake Moustache」などコミカルな作品で知られる。
日曜夜の開催にもかかわらず、会場には多くのAngleberger さんファンの子どもたちが来店。「折り紙ヨーダにはなぜいい知恵があるのか」「口ひげを付けたら何がしたい」などの問いかけに積極的に参加。Anglebergerさんの即興のイラストを交えたトークに終始笑い声が絶えないイベントとなった。
「折り紙ヨーダ」以外に「ダースベーダー」や「ウーキー」を題材にした著作もあるAnglebergerさんは「子どものころから折り紙とスターウォーズが大好きだった。川畑文昭さんの作品が大好きだが、自分には難しいので簡単なバージョンを作って楽しんでいる」と話す。
この日も著作で紹介する折り方よりさらに簡単な「5ステップで折れるヨーダ」を披露。「(自分の本がきっかけで)オリジナルな折り紙を作り始めたり、難しいものも折れる様になったりして見せに来てくれる子どもたちを見ると幸せな気分になるしインスパイアもされる」と子どもとの交流を楽しんでいる。
Angleberger さんの作品には「あまりクールでない子」が多く登場するが「自分の体験を基に書くことが多いから」とし、「次はスーパークールな子の話も用意しているから楽しみにしてほしい」と笑顔を見せる。