バンクーバー水族館で「ペンギンウオーク」-水槽外での散歩に来館者も大喜び

バンクーバー水族館でペンギンたちが日に数回館内を散歩する「ペンギンウオーク」が始まった 写真提供:バンクーバー水族館

バンクーバー水族館でペンギンたちが日に数回館内を散歩する「ペンギンウオーク」が始まった 写真提供:バンクーバー水族館

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 バンクーバー水族館(845 Avison Way, Vancouver TEL 604-659-3474)で7月22日、ペンギンたちが日に数回館内を散歩する「ペンギンウオーク」が始まり、間近で見るペンギンたちのかわいい散歩姿が来館者を楽しませている。

スタッフに付き添われて散歩するアフリカペンギンたち

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 「ペンギンウオーク」は、通常ペンギンポイントと呼ばれる飼育スペース内にいるアフリカペンギンたちが日に数回、2羽ずつ館内を散歩するという企画。ペンギンポイントから始まり、ベルーガデッキの周りを歩く様子が来館者にも公開されている。

 同水族館、海洋哺乳類キュレーターのBrian Sheehanさんは「ペンギンウオークはペンギンたちが違う景色や音を見聞きし、新しい行動を身に付けるのにとても良い機会だし、運動にもなる」と飼育上の利点を話す。

 「来館者にはこのチャーミングな鳥たちを近くで観察してそれぞれの個性なども楽しんでもらえると思う。例えばLillooet(ペンギンの名前)はとても好奇心が強く自分を見ている人をじーっと見返したりもする。そして満足したら次の興味の対象を見つけて向かって行く」とも。

 水族館では来館者が間近でペンギンを見ることによって、絶滅の危機にひんしているアフリカペンギンに親しみを感じ、種の存続の大切さにも興味を持ってもらえればと期待する。

 「ペンギンウオーク」は日に数回ベルーガプログラムの前でスタッフが伴い実施。スケジュールは日によって異なる。

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