バンクーバーエリア各地で1月31日、旧正月である「春節」を祝うイベントが開かれた。ショッピングモールや市街地で獅子舞や伝統芸能の披露、パレードを行い、多くの市民がにぎやかな中国式のお正月を楽しんだ。
北米でも「チャイニーズ・ニューイヤー」として知られる「春節」。今年の元旦にあたる1月31日にはテレビやラジオのアナウンサーが「Gong Hey Fat Choy(恭喜發財)」と中国語で新年のあいさつをしたり、商店などの店頭では赤や金で彩られた正月飾りを施すなど、中国系以外の市民への浸透ぶりも見られた。
市内各地でも毎年約5万人の見物客を動員するチャイナタウンのパレードをはじめ、アバディーンセンター、オークリッジセンター、リッチモンドセンター、バンクーバー国際空港などで獅子舞や伝統芸能を披露。コンサートなども行われ、多くの家族連れなどでにぎわった。
UBCアジアンセンターでの獅子舞(7日)、バンクーバー美術館前での「CIBC Lunar Fest」(7日~9日)、VSOによるコンサート(8日)など、市内各地では10日ごろまで関連イベントが予定されている。