今年50周年を迎えたバンクーバーの非営利劇場Arts Club Theatre Companyは4月10日、「レ・ミゼラブル」「メリー・ポピンズ」などを含む来シーズン19作品のラインアップを発表した。
上演されるのはブロードウェーミュージカル5作品を含む19作品。今シーズンのヒット作で連日チケット完売となった「メリー・ポピンズ」と「アベニューQ」の再演をはじめ、「レ・ミゼラブル」、ジャンヌ・ダルクの人生を描いた「Saint Joan」、キング牧師暗殺前夜を描く「The Mountain top」など。
うち2作品はバンクーバー出身作家によるプレミア上演で、レイモンド・チャンドラー作の「さらば愛しき女よ」が題材の「Farewell, My Lovely」と神学科教授のシスター・ジュディがある学生を相手につらい過去を明らかにする「Sister Judy」。
劇場ディレクターのBill Millerdさんは「演目にとても期待しているのはもちろんだが、それ以上に作品のために集まってもらう素晴らしい制作陣にも満足している」とし、「来季はブロードウェーとウエストエンドのベストの作品があり、『ジャンヌ・ダルク』のようなクラシックもあり、ミュージカルもある。Meg RoeさんやNicola Cavendishさんなど長く親しまれている俳優が再び素晴らしい仕事を見せてくれるのも楽しみだ」と話す。
上演スケジュール、チケットの販売は同劇場のサイトに掲載する。