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バンクーバーで謎解きツアー-地ビール工房の歴史をたどり殺人犯探す

6月1日、地元のビール工房の歴史を辿りながら殺人犯を探すミステリーツアー「Who killed Kraft Bier?」が実施される

6月1日、地元のビール工房の歴史を辿りながら殺人犯を探すミステリーツアー「Who killed Kraft Bier?」が実施される

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 バンクーバーで6月1日、地元のビール工房の歴史をたどりながら殺人犯を探すミステリーツアー「Who killed Kraft Bier?」が行われる。「バンクーバー・クラフトビール週間」の一環で、歴史探訪ツアーを専門とするForbidden Vancouver が主催する。

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 多くのクラフトビール工房があるマウント・プレザントエリアで行われる同ツアー。1928年の設定でビール工場の設立を夢見るドイツ移民、Kraft Bierが殺害されるところからストーリーが始まる。参加者が歴史上に実在した人物の逸話や工房を追いながら推理を進めてゆき殺人犯を突き止める趣向。ツアー途中には登場人物に扮(ふん)した俳優が登場し雰囲気を盛り上げ、立ち寄る工房数カ所ではビールの試飲も行われる。

 Forbidden VancouverオーナーのWill Woodsさんは「ストーリー中に被疑者として登場する3人はバンクーバーに実在した人物で、今回人々に知ってもらういい機会だと思った。例えばPat La Belleは『女フーディー二』と呼ばれ、チェーンを体に巻き付けて屋上から逆さにぶら下がり見事脱出して喝采を受けた人。このツアーでは脱出ショーはしないが、そんなミステリアスな彼女にもう一度皆の前に登場してもらおうと思った」と話す。

 「参加者には自分の中の『ディック・トレーシー』を呼び起こして、探偵風の帽子やネクタイ、トレンチコートなどを着て1920年代風の服装で来てほしい」と呼び掛ける。

 ツアー集合場所はスカイトレイン、ブロードウェイ・シティホール駅外。12時30分から15時30分まで20分ごとに出発する。所要時間は約2時間。料金は1人=49カナダドル(ビール試飲を含む)。19歳以上のみ。申し込みはForbidden Vancouverサイトから。

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