FIFAワールドカップ・ブラジル大会開催にあたり、バンクーバーエリア各所でもパブリックビューイングイベントが開催されるなど盛り上がりを見せている。
通常からスポーツ中継を売り物にするスポーツバー各店以外にも、多くのレストランやショッピングモールなどでテレビ中継を放映。特別価格のメニューやドリンクを提供するなど観戦目的の客の呼び込みに工夫を凝らす。
FIFA公式スポンサーの大手銀行CIBCが独自に3014人のカナダ人に行った調査によると、46%の人がワールドカップを観戦すると答えており、そのうち29%は単純にその国が好きだから応援すると答え、26%は出身国または民族的な出自に関係する国を応援すると答えており移民国家カナダらしい結果となった。同調査によるカナダ人が応援する国ベスト5は1位イギリス、2位ブラジル、3位アメリカ、4位ドイツ、5位イタリアの順。
CIBCでは「Soccer Nation」というパブリックビューイングイベントも開催。特別ブースに大型モニターを設置して公式応援グッズの「カシローラ」などを配布する。13日にダウンタウンのバラード支店で行われたスペイン対オランダ戦には昼休みを利用して訪れたスーツ姿の人などでにぎわった。