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スティーブストンでカナダデー恒例「サーモンフェスティバル」-みこしや武道など日本文化も

スティーブストンで7月1日、カナダ建国記念日を祝う「サーモンフェスティバル」が開催された

スティーブストンで7月1日、カナダ建国記念日を祝う「サーモンフェスティバル」が開催された

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 カナダの建国記念日「カナダデー」を祝う7月1日、リッチモンド市のスティーブストンで恒例の「サーモンフェスティバル」が開催され、約7万人の市民がパレードや屋台、巨大サーモンバーベキューなどを楽しんだ。

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 リッチモンド市の港町スティーブストンは戦前、日本からの移民が多く住んでいた街で今でも日本文化の影響が色濃く残ることで知られる。当日、コミュニティーセンター敷地内にある「武道館」で行われた剣道、柔道、空手、居合道などの武道、生け花、琴などのデモンストレーションには多くの人が熱心に見入る姿が見られた。パレードには、子どもスポーツチーム、マーチングバンドなどと共に、日本のみこしの会「楽一」も威勢の良い掛け声と共に参加し喝采を浴びた。

 日本、フィリピン、中国、北米などの屋台料理が並ぶ特設エリアでは同フェス恒例の野外サーモンバーベキューも実施。総量1200ポンド(約544キログラム)のサーモンを屋外に特設したグリルで次々と調理、30分近くの待ち時間にも関わらず売り切れるまで長蛇の列が続いた。

 毎年カナダデーはスティーブストンで過ごすという日系女性は「この街には日本語のストリート名なども残っているし、日本文化が大切に残されているのを感じ(訪れると)うれしくなる」とし「カナダデーは日系だけでなく、いろいろなバックグラウンドの人がカナダ人として一緒にお祝いしてそれもとても平和を感じて楽しい」と笑顔を見せていた。

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