サレー市のソフトボール・シティー（2201 148st. Surrey ）で7月15日から、ソフトボールのカナダ杯「Canadian Open Fastpitch International Championship」国際女子部門が始まり、日本女子は初戦の対アメリカ戦を9－2の白星で飾った。

　毎夏行われる同大会。今年は日本、アメリカ、カナダ、メキシコ代表が参加。過去3年連続で優勝している日本女子代表には4連覇の期待もかかる。13日までカリフォルニア州、アーバインでUSAカップに参加していた日本代表だが、疲れを見せることもなく初戦は藤田投手が5回を完投。山本選手の本塁打もあり9－2でアメリカを破った。

　日本対アメリカの好カードということもあり、平日夜の試合にもかかわらず観戦席はほぼ満席。多くの地元ソフトボールファンが試合を見守った。毎年応援に来ているというサレー市出身のファミリーは「子どもがソフトボールをやっていた数年前に来て以来、日本チームのファン。カナダ代表も応援するが日本チームの試合も必ず見る」と笑顔を見せた。

　大会は21日まで。試合スケジュールはウェブサイトに掲載する。