カナダトヨタ社(本社=トロント)は9月3日、カナダ国内で販売したハイブリッド車が10万台を超えたことを発表した。
同社が世界初の量産ハイブリッド専用車として、カナダ市場に「プリウス」を投入してから約15年。2000年以降のカナダ国内ハイブリッド車販売総数のうち、4分の3以上がトヨタとレクサスによるもの、と毎年着実に売り上げを伸ばしてきた。
「(トヨタの)ハイブリッド車は従来のガソリン車に比べて30%以上燃料を節約できる。2000年以降の販売総数を使って計算すると、60万トン分以上の二酸化炭素(CO2)排出量削減に貢献しており、オリンピックサイズのプール103個分相当(2億5,900万リットル以上)のガソリンを節約したことになる」と説明する一井誠二社長。
「プリウス」「プリウスC(日本名アクア)」「プリウスV(日本名プリウスα)」「ハイランダー・ハイブリッド(日本名クルーガー・ハイブリッド)」は、カナダ天然資源省による「低燃費車ランキング2014」で車種別ナンバーワンに選ばれた。プリウスファミリーの受賞は14年連続となり、「Reader’s Digest」社の調査では4年連続「カナダで一番信頼できるハイブリッド車」に選ばれている。