世界最高レベルのスキー・リゾート地ウィスラーで4月4日~6日、FISチルドレン・スキーレース「ウィスラー・カップ」が開かれる。同レースは、11歳~14歳のトップクラスの選手が出場する北米最大の大会。Whistler Mountain Ski Club主催で16回目。今年は、21カ国から400人近くの選手が出場を予定する。
大会には、3月8日・9日に新潟・苗場スキー場で行われたジュニア・スキー大会「第9回ゴールドウイン・ナスターレース」で選ばれた8人の日本代表選手も参加する。
同レースは、1993年にイタリアのTrofeo Topolino Alpine Ski Raceに倣って始まった。11歳~12歳(K1)と13歳~14歳(K2)の2部門に分かれ、スーパーGとスラロームの2種目で競い合う。
3月31日からカナダ代表選手はすでにウィスラー入りし、特別トレーニング・キャンプに参加している。トレーニングを担当するAlpine Canada Alpin(ACA)のMark Sharpさんは「次代のカナダスキー界を担うトップアスリートの育成のために重要なキャンプであり、ここに参加することが選手たちの大きな目標にもなっている。今シーズンをいい結果で終わることができるようにしたい」と抱負を語る。