バンクーバーのスタンレーパークで11月27日から、ホリデーシーズン恒例のイルミネーション列車「Bright Nights in Stanley Park」の運行が始まる。バンクーバー・パークボードとBC州消防士火災被災者支援基金(BC Professional Fire Fighter's Burn Fund)の共催で、今年で17回目。
昨年は20万人以上が訪れた同イベント。300万個以上の電球で彩られた園内のイルミネーションは800人を超える消防士たちが8000時間以上を費やして設置から撤去までを担当する。ジンジャーブレッドハウスやサンタクロース、小人たちやトナカイなどがライトアップされた幻想的な風景の中をミニ列車が走り抜ける。
同基金ディレクター兼Ray Boucher会長は「来場してくれる幅広い年齢層の方々皆に楽しんでもらえるイベントにするように心掛けた。準備は大変だが、イベントの収益は州内の火災被災者とその家族たちにとって大きな助けとなっている」と感謝する。
会場のイルミネーション見物は無料。列車の乗車料は大人=11カナダドル(10時~15時は6カナダドル)、子ども(3歳~17歳)とシニア(65歳以上)=8カナダドル(同)、2歳以下=無料。収益はBC州やけど基金に寄付される。会場ではフードバンクへの寄付も受け付ける。
運行時間は月曜~木曜=15時~22時、金曜~日曜=10時~23時。12月19日~26日は10時~23時、12月27日~1月4日は10時~22時。1月4日まで。