ダウンタウンの目抜き通りを歩行者天国にするバンクーバー市のプロジェクト「VIVA Vancouver」が今夏も実施されることが決まった。現在、バンクーバー美術館南側に面したロブソン通りに設ける市民の憩いの場「Robson Redux」のデザインを募集している。

　今年で5回目となる同企画。これまで、リサイクル材料で作った巨大な白いクッションを配置した「Pop Rocks!」（2012年）、鮮やかなオレンジ色の人工芝を敷き詰めたポップアップ公園「PICNURBIA」（2011年）など、バラエティーに富んだデザインを採用してきた。

　今年のテーマは「connection（つながり）」で、プロ・アマ問わず、国内外のデザイナーからの応募を呼び掛けている。建築やデザインの専門家5人からなる審査委員会によって最優秀作品に選ばれたデザインチームには、賞金5,000カナダドルと設営にかかる材料・作業費として4万カナダドルが支給される。設置期間は7月1日～9月7日。

　応募登録の締め切りは1月30日、デザイン提出の締め切りは2月13日。3月6日～15日にバンクーバー博物館で展示・一般投票が行われた後、18日に最終審査結果を発表する。参加登録料は、65カナダドル（1月15日まで。16日以降は100カナダドル）。