バンクーバー美術館(750 Hornby St. Vancouver, TEL 604-662-4700)で2月14日、「セザンヌと近代」展が始まった。パールマン・コレクションからの展示でプリンストン大学美術館による構成。
今回展示されるのは油彩画6点、水彩画16点を含むセザンヌの作品24点とゴッホ、ドガ、モディリアーニ、ゴーギャン、ロートレックなど近代絵画の巨匠たちの作品計50点。同美術館のBartelsディレクターは「この素晴らしいコレクションのカナダで唯一の展示会場として、とても誇りに感じている」とし、「これほど多くのセザンヌの作品を一度に見られることはめったにない。とても意味のある展示となるだろう」と期待を込める。
主な作品はセザンヌの「サント・ビクトワール山」、ドガの「入浴の後」、モディリアーニの「ジャン・コクトーの肖像」、ゴッホの「タラスコンの駅馬車」などの絵画と、あまり知られていないモディリアーニの彫刻作品なども。
開館時間は10時~17時(火曜は21時まで)。入館料は大人=20カナダドル、シニア(65歳以上)・学生(学生証の提示が必要)=15カナダドル、子ども(5歳以上)=6カナダドル、4歳以下=無料。火曜の17時~21時は任意の額の寄付金で入場できる。5月18日まで。