日本のインディーズバンド5組がカナダでライブツアー バンクーバーにも

Next music from Tokyo:Vol7ツアーの仕掛け人であるスティーブン・タナカさん

Next music from Tokyo:Vol7ツアーの仕掛け人であるスティーブン・タナカさん

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 日本のアンダーグラウンド・ミュージックをカナダに紹介するライブツアー「Next music from Tokyo:Vol7」が6月17日、バンクーバーのBiltmore Cabaret(2755 Prince Edward St. Vancouver )で開かれる。

出演バンド「オワリカラ」

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 同ツアーは2010年から毎年行われており、これまでさまざまなバンドが来加。多くの音楽ファンを楽しませ地元メディアからも注目を集めて来た。ツアーを企画するスティーブン・タナカさんはトロントで働く麻酔科医。演奏技術にたけクリエーティブなインディーズバンドが演奏する日本のアンダーグラウンド音楽をカナダでも紹介しようと、企画、バンドの選択、会場との折衝などをこなしバンドメンバーの渡航費なども自費で賄ってきた。

 タナカさんは「日本のアンダーグラウンド系インディーズの音楽シーンは世界で最も素晴らしいと思う。カナダの人にも下北沢や高円寺辺りで体験できる日本のライブを見て楽しんでいただきたい」と話す。

 両親とも日本人だがカナダで生まれ育ったタナカさん。子どものころは日本のポップカルチャーにあまり興味はなかったが、日本を訪れた際に東京の「新宿モーション」でライブを見て以来、日本のインディーズバンドが大好きになったという。

 「カナダ人は日本食が好きだし、若い世代は日本のアニメやビデオゲームにも夢中になっている。自分も日本食はもちろん大好きだが、ライブに行って世界でも指折りの日本のバンドを見るのが一番の楽しみ。日本の音楽は絶対日本に誇れるものなので、さらに多くの人に知ってもらえれば」と期待をかける。

 今年の出演バンドは、2010年のツアーに参加し好評を得た「mothercoat」と「オワリカラ」のほか、「Otori」「PENs」「アトランティスエアポート」の計5組。12日と13日のトロントを皮切りにモントリオール(15日)、バンクーバー(17日)でライブを行い、20日には東京で凱旋(がいせん)公演を行う。

 18時30分開場、19時30分開演。入場料は前売り=10カナダドル、当日=15カナダドル。前売りはTicketwebサイト、「Red Cat Records」(4332 Main St. Vancouver、TEL 604-708-9422)、「Zulu Records」(1972 West 4th Ave. Vancouver、TEL 604-738-3232)で販売する。

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