バンクーバーを拠点に活動するMLSサッカークラブ「バンクーバー・ホワイトキャップス」は12月29日、J1リーグ「柏レイソル」工藤壮人選手の獲得を発表した。
同クラブのRobinsonヘッドコーチは「壮人は我々が必要とする優れた得点記録を保持している」とし「彼のゴール内にスペースを見つける天賦の才能が得点のチャンスにつながっている。両足ともテクニックに優れ全力でプレーする選手で、ソロでもパートナーとの組みでもフォワードに就けるし幅広い役割が期待できる。壮人と夫人をクラブとこの街に迎えるのを楽しみにしている」と期待する。
工藤選手も「ホワイトキャップスに加わることになり喜んでいる。出来るだけ多くの点を入れチームの優勝に貢献したい。またBCプレースのサポーターの前でプレーするのも楽しみにしている」とバンクバー入りを前にコメントを発表。
正式契約発表はメディカルチェックと国際移籍証明書の発行の後だが、同クラブサイトでは工藤選手の日本代表、レイソル在籍中の通算得点数などを紹介、工藤選手がゴールを決める動画を10本掲載するなど、すでに移籍を歓迎するようすとなっている。