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バンクーバー「大麻の日」、2万人以上がビーチで吸引 政府は合法化発表

バンクーバーのサンセットビーチで4月20日、2万5000人が「マリフアナデー」に集結。大麻の合法化を訴えた

バンクーバーのサンセットビーチで4月20日、2万5000人が「マリフアナデー」に集結。大麻の合法化を訴えた

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 バンクーバーのサンセットビーチで4月20日、毎年恒例のマリフアナデーイベント「420(フォー・トウェンティー)」が行われた。約2万5000人が集まり、ビーチにはマリファナ臭が立ち込めた。

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 「420」は、1970年代にサンフランシスコの若者が放課後の16時(午後4時)20分に大麻を吸っていたことに由来する大麻を指す隠語で、現在は4月20日の同時間に一斉に大麻を吸い、大麻吸引の合法化を訴える世界規模のイベントに拡大している。

 バンクーバーでは1996年からダウンタウンで同イベントを開催。当初の500人程度の参加から年々規模が大きくなり、昨年は2万人以上が会場のバンクーバー美術館裏に集まった。周辺ビジネスや住民、観光客などからは煙による健康への被害やにおいへの苦情、治安の悪化などの苦情も殺到しており、さらなる参加人数が予測された今年はダウンタウンの中心部を避けてサンセットビーチに場所を移しての開催となった。

 会場には朝からテントや各種大麻や関連商品の販売ブースが並び始め、4時20分を待たずに午後にはライブミュージックの演奏も始まり、大麻を吸う人の波であふれた。

 同日カナダ政府、フィルポット保険相は大麻の合法化に関する法整備を2017年春に予定すると発表した。

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