バンクーバー市が現在、抽選でトイレットペーパー1年分が当たる「トイレの水漏れチェックコンテスト(Leaky Toilet test contest)」を実施している。
市は「トイレのタンクからの水漏れは静かで気付きにくいもの。しかし水漏れがある場合は修理により1日最大135リットルの水を節約することができる」と、水漏れチェックの大切さを呼び掛ける。水漏れ防止によって2020年までに2007年の水使用量から33%減らし、「Greenest City(一番グリーンな街)」になるという目標を据える。
コンテスト実施に先駆け、市内の各家庭にはトイレ用染料を配布。届いていない場合は食べ物用の着色料でも代用が可能という。
チェックの手順はまず、トイレのタンクにテスト用染料または着色料を入れ15分待つ。便器の中の水を見て色が付いていれば水漏れで、水漏れしている場合は修理を業者に依頼する。多くの場合はタンク底のパッキンの老朽化が原因なので交換が必要だという。
コンテストへの応募方法は、染料や着色料で色が付いたトイレのタンクか便器の写真を市へ投稿する。応募者の中から抽選で1人にトイレットペーパー1年分またはトイレで読むための本を贈る。応募締め切りは12月9日。