バンクーバーのインターナショナルビレッジモール内(88 West Pender St. Vancouver)のフードコートに4月18日、札幌の味を提供する店「Kazoku Sapporo Eatery」がオープンした。
「Kazoku Sapporo Eatery」のスープカレー(9.80カナダドル)
同店のオーナーは恭子ウォングさんとフランシス・ウォングさん夫妻。恭子さんは札幌出身で夫妻は4人の子どもを育てている。店で提供するメニューは全て恭子さんが子どもたちに作っている家庭料理。恭子さんの家族に代々伝わるファミリーレシピから作る郷里の味を「バンクーバーの人々にも伝えたい」(恭子さん)と開店した。
同店で提供する札幌メニューはスープカレー、サーモン漬け丼(9.80カナダドル)、ちくわパン(2.95カナダドル)、お好み焼きパン(1.95カナダドル)などのほか、シフォンケーキ、チーズケーキ、プリンとスイーツも豊富に取りそろえる。
メニューはすべて手作り。スープカレーは丸2日かけてスープを作り、ガラムマサラも1から作るなどスパイスはすべてオリジナル。辛さは0~5段階で選ぶことができる。恭子さんは「スープにご飯をくぐらせて食べるものだが、サラッと食べられておなかいっぱいになる。ここでさまざまな札幌ソウルフードを試していただければ」と話す。
営業時間は11時~19時。日曜・祝日休み。