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バンクーバーのUBC人類学博物館で「アジアの書と美術」展示 日本からも出品

戦争の爪痕が残る街に描かれたアフガニスタン初の女性グラフィティアーティストShamsia Hassaniさんの作品(写真提供=MOA)

戦争の爪痕が残る街に描かれたアフガニスタン初の女性グラフィティアーティストShamsia Hassaniさんの作品(写真提供=MOA)

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 バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)内にある人類学博物館「Museum of Anthropology(MOA)」(6393 NW Marine Drive, Vancouver、TEL 604-822-5087)で5月11日から、アジアの書と美術の展示「Traces of Words: Art and Calligraphy from Asia」が開催され、日本人書家の作品も展示される。同館アジア担当キュレーターの中村冬日さんによるキュレーションン。

日本人書家、木村翼沙さんの作品(写真提供=MOA)

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 言葉を文字にして残すという人間独自の文化を「書」と「美術」を通して探る同展。中でも文字が「書」として鑑賞芸術ともなるアジア各国の作品を紹介し、はかなく消える「言葉」を永遠に残す「文字」に注目する。

 展示するのは書家の木村翼沙さん、湯上久雄さん、東京を拠点にデジタルメディアアート作品を発表する「チームラボ」、アフガニスタン出身では女性初のグラフィティアーティストShamsia Hassaniさん、チベットのNortseさん、タイ出身のPhaptawan Suwannakudtさんらの作品と同館所蔵のDr. Sun Yat-Senさんの作品など。

 開館時間は10時~17時。(木曜のみ21時まで)。入館料は、一般=18カナダドル、学生とシニア(65歳以上)=16カナダドル、6歳以下無料。木曜17時以降は10カナダドル。

 展示オープニングは19時開始で入館無料。13日には木村さんによる書道ワークショップ(有料)も予定する。10月9日まで。

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