ノースバンクーバーで「モノクロアート展」-日系アーティストも参加

日系アーティストも参加するモノクロアート展示会

日系アーティストも参加するモノクロアート展示会

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多くの観光客が訪れるノースバンクーバー市の埠頭(ふとう)、ランズデールキーエリアにあるシティースペースコミュニティーアートスペース(335 Lonsdale Avenue)で、黒と白だけを使った現代アート展「Black and White Art Show-モノクロアートの展示会」が始まった。慈善団体の「ノースバンクーバー・コミュニティー・アート協会」主催。

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約400人のボランティアらで構成される同協会は、芸術や遺産を通して文化の架け橋となるコミュニティーを築くため、さまざまなアーティストや文化活動の支援を行っている。毎年、同協会は幅広い分野のアーティストから展示内容の提案を募っており、今回のモノクロアート展も提案の一つが実現したもの。

約60人のアーティストの応募の中から選ばれたのは、日系カナダ人、八木ヘレンさんを含む31人のBC(ブリティッシュコロンビア) 州アーティストによるグループ展示。提案者のジェニファー・ミトンさん自身もモノクロの作品「Touch Type-タッチタイプ」(アクリル画)を出品している。色調の真価とコントラスト(対比)のバランスの構成に焦点を絞り、写真、チャーコル画、ガラス細工、油絵、粘土を使ったオブジェ、版画、インク絵などさまざまなジャンルの作品を展示する。

日系カナダ人二世、八木ヘレンさんの黒白の赤外フィルムで撮った写真作品は、「Cypress light-ヒノキの光」。八木さんは、「いつもモノクロ写真を撮っている。このショーのコンセプトも興味深いものだし、モノクロを自分とは別の方法で表現している他のアーティストの作品も素敵だった。参加者皆が白と黒の服を着て行われたショーのオープニングもとても素晴らしかった。ぜひいろいろな作品を見に来てほしい」と話している。

開催時間は、火曜~土曜12時~17時。9月1日まで。

The North Vancouver Community Arts Council

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