Uberカナダ社が12月6日、バンクーバーエリアで食品デリバリーサービス「Uber EATS」の提供を始めた。
配車サービスのUber社が2015年の12月にトロントで始めた同サービス。これまでオタワ、エドモントン、モントリオールやカルガリーなどに拡大し利用客を増やしてきた。サービスを提供するのは、バンクーバーのダウンタウンとBlenheim St.東側からNanaimo St.の西側までの33rdアベニュー以北のエリア。
レストランパートナーには、「Glory Juice Co.」「Vera's Burger Shack」「Juke」など、ドリンク類や軽食、アジア料理、ハンバーガー、ピザなど130社以上が登録。利用者は「Uber EATS」アプリからメニューを見て注文し、配達状況の確認、支払いまで行うことができる。
同社では「空腹の利用者が欲しい食べものをワンクリックで手に入れることができるサービス」と多くの人に受け入れられている理由を挙げ、「レストランパートナーは新規の顧客を開拓でき、配達パートナーは柔軟なスケジュールの中で収入を得ることができる」と提供側に与える好影響を挙げる。
レストランやメニューの確認、オーダーは「Uber EATS」アプリ、またはubereats.comから。自宅やオフィスのほか、公園などへの配達も受け付ける。