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バンクーバーエリアで「ピンクシャツデー」 今年は「ネットいじめ」テーマに

トラビス・プライスさん(最前列)とバンクーバーの子どもたち (写真提供=Pink Shirt Day)

トラビス・プライスさん(最前列)とバンクーバーの子どもたち (写真提供=Pink Shirt Day)

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 バンクーバー市内各地で2月28日、いじめ撲滅を呼び掛ける「ピンクシャツデー」が行われ、多くの小中学校、職場などにピンク色を身に着けた人たちの姿が見られた。

「ネットいじめ(サイバーブリング)」をテーマとしたピンクのシャツ

 「ピンクシャツデー」は10年前に、当時ノーバスコシア州の高校生だったトラビス・プライスさんとデービッド・シェパードさんが、ピンク色のシャツを着ていた男子生徒をいじめた生徒たちへの抗議の意を表すため、友人に呼び掛けて皆でピンクの服を着て登校し、いじめを止めたというエピソードから始まった。現在はカナダ全土だけでなく、国外にも広まっている。

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 今年のテーマは「ネットいじめ(サイバーブリング)」。低年齢層にまで及ぶ携帯電話の普及に伴ういじめの深刻さや、ソーシャルメディアの危険性なども訴えた。ダウンタウンの小売店「ロンドンドラッグス」前ではプライスさんとともに、地域の小学生やボランティアが集合。プライスさんは「自分たちが始めた時はここまで大きな運動になるとは考えもしなかった。多くの人が賛同してくれるのは素晴らしいが、(いじめがなくなって)ピンクシャツを着なくても良い日が来ることが一番」と話した。