リステルホテルバンクーバー(1300 Robson St.)で8月18日、世界を旅する曼陀羅アーティスト・鯉沼香帆さんと、バンクーバー在住の作曲家・佐藤マークさんによるイベント「心に響く曼陀羅とサウンドの融合」が開催される。2人が共演する今回が初。
イベント内容は、曼陀羅の個展、音楽演奏、質疑応答など。佐藤さんが音楽を演奏している間はスクリーンで曼陀羅をスライドショースタイルで展示し、鯉沼さんは曼陀羅製作の様子をライブで見せる。
一見CG画かと見間違うほど精巧な鯉沼さんの曼陀羅は、黒い紙に蛍光ジェルペンで点を円状につなげ描かれている。一方、「自然音」を意識した音楽作りを心がけ、シンセサイザー、キーボード、コンピューターなどを駆使して「より自然な、より本物に近い音」を作り出す佐藤さんは、鯉沼さんの曼陀羅から自身の音楽に通ずる何かを感じたという。
2人は「曼陀羅と音楽という2つの異なるアートだが真髄は同じ。自分というアンテナを通し、自然界から感じることを互いのツールで表現した。これらのアートをより多くの人びとに見てもらいたい」とイベントへの意気込みを語る。
開催時間は19時~21時。入場料金は寄付を募る。