宝塚歌劇団OG4人によるレビュー「World of Dreams」が9月13日、バンクーバーに隣接するバーナビー市のマイケル・J・フォックスシアター(7373 MacPherson Ave, Burnaby)で上演される。
バンクーバーエリアでの公演は、1959年にクイーン・エリザベス劇場のこけら落とし公演の一環で寿美花代さん、加茂さくらさん、浜木綿子さんらを含む劇団42人が横浜港より氷川丸で到着、5日連夜で公演をして以来。アニメや漫画など日本のサブカルチャーの人気も高い同地での久々の開催に、現地でも期待が高まっている。
今回出演するのは毬穂えりなさん、綺華れいさん、紫峰七海さん、珠まゆらさんら4人。ヒット作「ベルサイユのばら」からのナンバーをはじめ、「すみれの花咲く頃」などの宝塚の名曲をエチュード形式でつなぐレビューショーを予定する。
公演プロデューサーのフラワー咲子さんは「海外公演ということもあり着物で歌い踊るナンバーも用意しており、言葉の壁を越え、老若男女に楽しんでいただけるプログラムになっている」と話し、「一度観て頂ければ、その華やかさと世界観は正に世界に一つだけのもの。必ず楽しんでいただける100%の自信がある」と来場を呼び掛ける。
7時30分開演。料金は、一般=43カナダドル~、子ども(12歳以下)=27カナダドル~。チケットはVTIXで販売する。