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バンクーバーの気候デモに10万人 生徒が学校休み温暖化対策訴える

学生を中心とする市民約10万人が気候変動対策を訴えデモ行進

学生を中心とする市民約10万人が気候変動対策を訴えデモ行進

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 16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんに共感した学生を中心とする市民約10万人が、バンクーバー市内で9月27日、気候変動対策を訴えデモ行進を行った。

バンクーバーでの気候デモの様子

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 行進が行われたのはバンクーバー市役所からキャンビーブリッジを渡り、ダウンタウンの図書館まで。集合場所の市役所前には開始の数時間前からプラカードを持つ人々が集まり始め、開始時刻の13時には市役所前数ブロックの道路を埋めるほどの人数に。その後も参加者は増え続け最終的には10万人を超える人が参加した。途中の道路では警察も道路規制を施して協力、数時間にわたり全ての人が歩き終えるまで見守った。

 ニューヨークで開催された国連気候行動サミットに合わせ、バンクーバー市内では先週末から温暖化について考える各種イベントを数多く開催。最終日の27日は「未来のための金曜日(Fridays for Future)」とした学校ストライキを実施。この日学校を休んで参加した学生たちは「学校という大切なものを休んでまでも地球を守りたい」と大人たちに訴え、仕事を休み参加した多くの大人たちも「真剣に学び考えている子供たちの未来のためにも我々も力を尽くす」と応える姿が見られた。

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