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バンクーバーのダウンタウンに壁画アート続々 閉店が多い街中を希望で彩る

盗難防止のために打ち付けられた板に地元のアーティストが絵を描く「Murals for Hope 」(写真=Vancouver Mural Festival Artist Credit: @Chairman_Ting, Vancouver, 2020)

盗難防止のために打ち付けられた板に地元のアーティストが絵を描く「Murals for Hope 」(写真=Vancouver Mural Festival Artist Credit: @Chairman_Ting, Vancouver, 2020)

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 コロナウイルスの感染拡大防止のために、多くの店舗が休業しているバンクーバーのダウンタウンエリアでは、盗難防止のために打ち付けられた板に地元のアーティストたちが絵を描く取り組み「Murals for Hope 」が広がっている。「バンクーバーミューラルアートフェスティバル(Vancouver Mural Art Festival)」実行委員会とダウンタウンの各エリアBIA、バンクーバー市の協力で。

街に希望を届ける「Murals for Hope(希望への壁画)」

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 通常は買い物客や観光客で賑わうバンクーバーのダウンタウン。現在は食料品店やドラッグストアなど以外ほぼ全ての店が休業。店頭には板が打ち付けられ殺伐とした雰囲気が広がっている。毎夏バンクーバーで壁画アートフェスを実施する同実行委員会は、コロナウイルスの影響で仕事が減ったアーティストをサポートするために、アーティストと店舗をつなぎ、街に希望と前向きな気持ちを届ける「Murals for Hope(希望への壁画)」を企画。ロブソンストリート、ダウンタウンなどの各BIA、バンクーバー市、店舗の協力の元、アーティストへの登録料免除、アート制作の場所と材料費、製作費などの提供が実現した。

 アートは現在40カ所以上で制作または完成されており、委員会では「素晴らしい壁画アートを見たい気持ちはわかるが、家でインスタグラムやFacebook上でハッシュタグ#MakeArtWhileApartを入れて楽しむことをお願いする」と引き続きステイホームを呼び掛ける。

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