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バンクーバー美術館再開 コロナ禍のフロントラインワーカーは無料入館も

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 新型コロナウィルス感染拡大防止のために休館していた「バンクーバー美術館(750 Hornby St. Vancouver)」が6月15日、人数制限や消毒ジェルの設置などの予防対策を実施のうえ再開した。

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 来館者にはマスクの着用を推奨。館内は一方通行とし、2メートルのソーシャルディスタンスを取るように床に表示を入れるなど、対策を凝らして再開する。暫定ディレクターのダイアナ・オーガティスさんは「芸術は長かった自主隔離の後に、癒しと、笑いと楽しみ、そして考察する機会を与えてくれるだろう」と話す。

 16日、19日の午前中はパンデミック下の最前線で働いた人々に感謝を表して、医療従事者、公共交通や郵便局の職員、トラックドライバー、食料品や医薬品の販売や工場などの従業員、教育関係者、シェルターなどコミュニティサービス従事者などとその家族に無料で開放。

 「十分なソーシャルディスタンスを取る広さがあるのでお気に入りの作品を見たり、新しい作品を発見しに来たりしていただければ」(オーガティスさん)と来館を呼び掛ける。

 一般の入館は16日正午から。来館者は入場時間指定のチケットの購入が必要。チケットは枚数限定で館内カウンターでも販売するが、同館サイトでの事前購入を推奨する。

 入館料は大人=22カナダドル、学生=17.14カナダドル(学生証の提示が必要)、シニア(65歳以上)=19.05カナダドル、子ども(6歳~12歳)=6.19カナダドル。

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