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バンクーバーの公共交通機関がマスク着用呼び掛け マスクの無料配布も

「Wearing is Caring(マスクは気配り)」でバスもマスク着用 (写真=TransLink)

「Wearing is Caring(マスクは気配り)」でバスもマスク着用 (写真=TransLink)

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 バンクーバーエリアの公共交通機関を運営する「TransLink」社は6月15日から、バスやスカイトレインなど車内でのマスク着用を呼び掛ける「Wearing is Caring(マスクは気配り)」キャンペーンを開始し、駅などでマスクを無料配布している。

マスクを配布する様子

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 同社ではコロナウイルスの感染拡大防止のために、車内の清掃、消毒の徹底、運行本数の増加、駅やバス停でのソーシャルディスタンシング啓蒙活動を行っている。今回のキャンペーンもその一環で、コロナウィルスの流行までは公共の場でのマスク着用の習慣が無かったバンクーバー市民にその効果を呼び掛ける。

 同社のケビン・デズモンドCEOは「利用者のほぼ全員のマスク着用が実現すれば交通機関の安全性はより高まるだろう」とキャンペーンの意義を話し、「車内でのマスク着用が当たり前となるように」と期待する。

 マスクはブルーの布製に同社のロゴ「T」が入ったオリジナル。数週間をかけて駅やバス停などで1万5000枚超のマスクを配布する予定で、場所や時間などは同社のSNSを通じて随時交付する。夏ごろにはマスクの販売も予定する。

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