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バンクーバーの交通機関で銅を使ったウイルス対策 限定車両で試験的に実施

銅を使った北米初のウイルス対策プロジェクト(写真=TransLink)

銅を使った北米初のウイルス対策プロジェクト(写真=TransLink)

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 バンクーバーエリアの公共交通を運営するトランスリンク(Translink)社は11月15日から、車両内の手すりに殺菌作用のある銅を使った北米初のウイルス対策プロジェクトを試験的に導入した。Tech Resources社とバンクーバー保険局(VCH)と共同で。

銅手すりが設置されたスカイトレイン

 銅手すりが設置されるのは利用客が多い路線を走るバスとスカイトレインの各2台。4週間の実施期間中に週2回、表面に残るウイルスの量を測定し、終了後は銅手すりの耐久性も調べ本格的な導入を検討する。銅の殺菌効果は広く知られているが公共交通機関での利用は北米で初の試みとなる。

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 トランスリンク社のケビン・デズモンドCEOは「銅には表面に付くウイルスや細菌の99.9パーセントを死滅させる性質がある」とその効果を説明。「バンクーバーエリアでの公共交通機関の利用客はコロナ前の約43パーセントに減少している」と話し「利用客の公共交通への不安は理解しており、利用客数が完全に戻るにはまだ時間がかかるだろう。今回の新しい試みが公衆衛生の改善策に繋がれば」と期待する。