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バンクーバーで日本人女性がパン屋開店へ 生食パンやカレーパン、メロンパンなど提供

「Kanadell Japanese Bakery(カナデル・ジャパニーズベーカリー)」オーナーの中西桂子さん

「Kanadell Japanese Bakery(カナデル・ジャパニーズベーカリー)」オーナーの中西桂子さん

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 バンクーバーのファーマーズマーケットで2018年の出店以来人気の日本式パン屋「Kanadell Japanese Bakery(カナデル・ジャパニーズベーカリー)」が現在、バンクーバーで店舗開店を目指して準備を進めている。

メロンパンなどカナデルのパン各種

 「最初は本当に趣味で始めたパン作りだった」と振り返るオーナーの中西桂子さん。「SNSなどを通じて注文を受ける様になると、その数がどんどん増えていった。以前から自分のビジネスを始めたいという思いはあったのでパン作りでやってみようと決めた」と起業の経緯を話す。その後バンクーバーのファーマーズマーケットへの出店枠を競うコンペティションで2位を獲得し「トラウトレイク・ファーマーズマーケット」に出店、順調に顧客や卸先を獲得しビジネスを拡大、今回の店舗開店を実現させた。

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 提供するパンは生クリーム、メープルシロップ入りの生食パン「メープルクリームローフ」、メロンパン、米粉ペイストリー、カレーパンなど。生食パンは「もちもちした食感の日本の食パンが好きだったのでカナダの人にも食べてもらいたい、と試行錯誤して完成した」という自信作。「マーケットには多くのベーカリーが出ているが、日本の食パンやカレーパンなど他とは違ったパンの美味しさが喜ばれたようだ」と話す。

 開店予定の店舗は遊園地PNEにも程近いイーストヘイスティングス・ストリート沿い。パンに加えて、マーケットでは販売出来なかったショートケーキやムースなども店頭に並ぶ予定。約1500スクエアフィートの店内には16席のカフェスペースも設けサンドイッチやカレーなどのランチも提供する予定。中西さんは「日本のパンやケーキ、カレーなどを食べてもらう憩いの場にできれば」と意気込みを話す。「こちらの日本人社会に貢献したいという思いもあるので、他業種の日本人の方とコラボしたり、活動を広げる場としてこのカフェを利用してもらえれば」とも。

 コロナ禍で機器の搬入や書類関係など時間が掛かる中、現在準備は最終段階に。引き続きマーケットでの出店、市内日本食料品店などへの卸も行っておりスケジュールや販売先はサイトに掲載する。

 開店予定の店舗住所は3596 East Hastings St. Vancouver。開店に向けて同店では、ギフトカードキャンペーンなどのファンドレイジングも行っており詳細はサイトに掲載する。