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バンクーバー市が反ヘイト姿勢を改めて表明 反トランスジェンダー集会前に

反トランス集会が予定されているバンクーバー美術館広場

反トランス集会が予定されているバンクーバー美術館広場

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 バンクーバー市は「国際トランスジェンダー認知の日」である3月31日に、2SLGBTQ+コミュニティーへのサポートを改めて表明するとともに、4月10日にダウンタウンで予定されている反トランスジェンダー集会を許容しないとの強い見解を発表した。

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 同市はプレスリリースで、トランスジェンダーの市民が住宅等の必要な公共サービスを受ける際の障害をなくす様に支援団体と協力しながら努力を続けていることを説明。

 「バンクーバー美術館北側プラザで10日に、反トランス集会が行われる計画があるとの情報を得た」とし、「市ではヘイト、レイシズム、差別は一切容認しない姿勢を取っており、トランスフォビア及びいかなる形の偏見に対抗する」と差別に対する厳しい見解を表明した。

 「『権利と自由憲章』に従い公共の場所で集まるのを止めることはできないが、今回の集会に(市として)許可は発行していないことを明確に伝えたい」とした。

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