バンクーバーの「ブローデル温室 Bloedel Conservatory」(4500 Cambie St. Vancouver )で8月19日、世界で最も臭く大きい花「ショクダイオオコンニャク」が開花した。
死体の様な匂いがするため「Corpse flower(死体花)」とも呼ばれる同花が開花するのは2018年以来3年ぶり。同温室では急速に成長し始めた8月初めから、SNSなどを通して成長状況を発信してきた。
数年に一度しか咲かないが開花時間は24時間から48時間ほどと短い花。18日に前長185センチメートルを超え匂いが強くなってきたため、同温室スタッフがSNSに「開花が間近」と掲載したところ、19日と20日の事前予約制の入室枠はあっという間に売り切れ、その注目の高さを伺わせた。
「世界でも1000ほどしか残っていない絶滅危惧種に指定されている珍しい花。めったに無い鑑賞の機会を楽しんでほしい」と温室では成長と開花の様子をSNSにも掲載。実際に見ることができない人たちにも鑑賞を呼び掛けている。