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バンクーバーの鉄道でトンネル内映像広告スタート カナダ初の試み

Telus社のトンネル内広告(写真=TransLink)

Telus社のトンネル内広告(写真=TransLink)

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 バンクーバーエリアの公共交通機関を運営するTransLink社は4月12日、adtrackmedia社とのパートナー契約のもと、スカイトレインのトンネル内での映像広告を開始した。

トンネルの壁にディスプレイの機材を設置

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 TransLink社のケビン・クインCEOは「今回導入の新技術で、エキスポラインの利用客に革新的な体験をお届けできることになった」と開始を喜び、「カナダ初となるテクノロジーは交通機関のマーケティングとコミュニケーションシステムに変革と、新たな収益をもたらすだろう」と期待を寄せる。

 機材の設置と広告コンテンツを管理するadtrackmedia社は、バンクーバーを拠点とする広告会社。トンネルの壁に設置した360のLEDライトが、列車内から窓ごしにスムーズな映像を映し出す仕組みで、南米やアジア、ヨーロッパの鉄道でも同様の技術を提供し成功を収めている。TransLink社との提携は北米の交通機関では初となる。

 現在、ウォーターフロント駅からバラード駅間で最初の広告主となったTelus社の広告映像が10秒間流れており、今後スタジアム・チャイナタウン駅とグランビル駅間での設置も予定する。

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