バンクーバーのダウンタウンにある美術館外側の広場で4月20日、マリファナ(大麻)愛好家が集まるイベント「420(フォートゥエンティー)」が開催され、大麻や関連商品を売るショップブースを多くの人が訪れた。
2018年に嗜好品としてのマリファナの使用がカナダで合法化される以前から、毎年愛好家たちが集まる日として知られている同イベント。ライブステージを設置するなど年々規模が拡大、合法化後の2019年には約6万人が訪れ、開催ビーチ周辺を包むマリファナの匂いと煙に多くの苦情が集まった。
ビーチでの大規模イベントはコロナウイルス関連の見通しが不透明だったため、主催者が今年も中止を発表していたが、有志団体が美術館広場で小規模ながらも開催することを決めた。
会場にはマリファナ以外にも大麻成分の入ったクッキーやチョコレートなどの関連食品を売るブースなども出店した。