バンクーバーで7月31日、LGBTQAI2S+コミュニティーを祝うバンクーバープライド・パレードが開かれた。猛暑の中三年ぶりに開催されたパレードには多くの観客が集まり、ジェンダーや民族の多様性を祝った。
パレードではさまざまな企業や団体がサポーターとして行進し、フードチェーン店の「SUBWAY」のロゴが入ったLGBTQコミュニティーを示すレインボー色のヘッドバンドが配られたり、その他企業のロゴが入ったグッズが無料で観客に向けて配られたりしていた。
観客として来ていた現地の日系カナダ人のロバート・レイさんは「LGBTQやプロナウンスについてまだまだ知らないことがたくさんあるので時間をかけて勉強する必要があるが、間違いなくLGBTQコミュニティーを尊重している。誰が誰を愛すかはその人たちの自由だと信じている」と話し、「今回初めて参加したが、パレードや観客がLGBTQコミュニティーを祝う様子は見ていてとても楽しかったし、参加できてとてもよかった。ただ、イベントが少々商業化されているところが気になった。パレード中に配っていた扇子やヘッドバンドにも会社のロゴがついていて、もう少しローカルなイベントだと思っていたので驚いた」とイベントについて話した。