バンクーバーを拠点とするMLSバンクーバー・ホワイトキャップスが4月1日、BC プレーススタジアム(777 Pacific Blvd. Vancouver)でCFモントリオールと対戦し、5-0で待望の今季初勝利を挙げた。
サイモン・べッチャー選手(左)とアリ・アーメッド選手(右)の若手二人
試合後ヴァン二・サルティーニ監督は「選手たちは相手より良いプレーをした。これが勝因」と無失点での勝利を喜んだ。この日2得点、1アシストを挙げたサイモン・ベッチャー選手、1得点のアリ・アーメッド選手は共に今季2軍のWFC2から昇格したばかりの22歳と23歳。若手の活躍が目立った試合を振り返り「チームが2軍を復活させた意義は大変大きい」と若手育成の重要性も話した。
開幕より先発出場を続けるゴールキーパーの高丘陽平選手は試合後、「6試合目で初勝利を挙げられたのは率直にうれしいし、毎試合目指しているクリーンシート(無失点)で終わるというのが達成できたのも良かった」と安堵の表情を見せた。
移籍して1カ月が過ぎ、バンクーバーでの生活や遠征時の長距離移動と時差には「慣れたと思う。移動距離は長いが環境が整っているので快適だし時差もアジャストできている」と話すも、「移動は日本の方が楽だったなと感じてはいる」と笑顔を見せた。
バンクーバー・ホワイトキャップスは5日19時、BCプレーススタジアムでロサンゼルスFCとCONCACAF準々決勝を戦い、8日19時30分、リーグ戦でポートランド・ティンバーズと対戦する。スケジュール、チケットの購入方法はウェブサイトに掲載する。