バンクーバー郊外にあるソフトボールシティ球場(2201 148St. Surrey)で開催中のソフトボール国際大会「カナダカップ」で7月14日、日本代表はカナダ代表と対戦。8-1で勝利し7戦全勝で予選を終えた。
カナダを応援する赤い服を身に付けた観客が多い中行われた同日の試合。日本は初回に3点を上げリード。4回に1失点を許したものの7回には一挙に5点を追加し試合を終えた。
試合後、日本代表の宇津木麗華監督は「このメンバーでチームとしての調整を行う期間はほぼ取れないままカナダ入りした。毎日の試合の中でコミュニケーションも含めた調整を続け良くしていく感じなのだが、調子は上がってきている」と予選を終え安堵の表情を見せた。
五輪で金メダルを獲得した日本は今大会では勝つことを期待されているが「選手にはいろいろな場面に対応していきながら勝つことを身につけていってもらいたいと考えている。勝った試合からはどのように勝ったかを学び、点数を取れている時はその過程から学び良い引き出しを増やすという習得の場にしていきたい」と話した。
同日はカナダ相手で「かなりアウェー感があったので、気後れしないような心の持ちかたも練習になった」と振り返り、同日は28度を超える暑さの中の試合だったが、監督は「日本の方が暑いから平気」と笑顔を見せた。
15・16日がプレーオフ、16日の18時から決勝戦が行われる。