バンクーバー郊外のリッチモンド市在住のデービッド・チャンさんが9月末、カリフォルニア州のサクラメントで行われたカボチャの大きさを競う大会「巨大カボチャ測量大会」で優勝した。
チャンさんが出品した「ママ」と名付けたカボチャは約1003キログラム。北米で現時点今シーズン一の重さを記録し優勝、約2万米ドルの賞金を獲得した。
6月に自宅庭で栽培を始めたチャンさん。「ママ」は夏の間順調に育ち続け、高さ約1メートル、幅約1.8メートルの大きさに成長。2021年に866キログラムのカボチャを育てブリティッシュ・コロンビア州最大を記録したチャンさんでも驚きを交えながら、「今まで育ててきたカボチャの中でも『ママ』は最大に育った」と話す。「念入りに選定した肥料を与えて時間をかけて育てたのがうまくいったこともあるが、今年は特に天候も大きな要因だったと思う」と雨量が少なかった今年の夏を振り返る。
今回の大会に参加するために、「ママ」と約725キログラムの「ベイビー」の2個をトラックでけん引してカリフォルニア州まで運んだ。「ベイビー」は10月9日に同州で行われる別の大会への出品を予定しており、現在は「ワインがおいしいナパで妻と共に大会参加兼休暇の旅を楽しんでいる途中だ」と話す。