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バンクーバー郊外に大阪発「俺たちのカレー家」 カナダ1号店

オーナーのKenさん(右から二人目)とスタッフの皆さん

オーナーのKenさん(右から二人目)とスタッフの皆さん

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 「俺たちのカレー家(Oretachi Curry )」(12420 No.1 Road, Unit 150, Richmond )のカナダ1号店がバンクーバー国際空港近く、リッチモンド市のスティーブストンにオープンして、12月24日で1カ月がたつ。

とんかつ、ソーセージ、ねぎ、温玉をのせた「難波コンボ」($25.5)

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 オーナーのKen さんは「バンクーバー周辺で和食を提供する店はたくさんあるが、おいしいカレーを食べられる場所は限られていた」と開店の経緯を話す。縁あって大阪・難波で長年カレーを提供している「俺たちのカレー家」で味を習得。カナダ初となる同店の出店を実現した。

 提供するのは、ご飯の量と辛さが3種から選べる「とんかつカレー」(15.50カナダドル)、「牛筋煮込みカレー」(16.50カナダドル)、ソーセージ、とんかつ、温玉をのせた「難波コンボ」(25.50カナダドル)などのカレーライス14種と、「チキンかつエビ味噌(みそ)カレーラーメン」(21カナダドル)や「牛カレーうどん」(16カナダドル)などの麺類6種。

 20種以上のスパイスを使って作るカレーは日本と同じ味を提供するため、チャツネやスパイス、桜エビなどを日本から調達。米も日本産を使い、卵はBC州産のフリーレンジのものを使うなど食材にこだわる。Kenさんは「カレーはスパイスとチャツネのフルーツの甘さを生かした深い味わいになっており、カレーラーメンはカレーとエビみそ、エビ油を使ったスープで当店でしか食べられない味に仕上がっている」と自信を見せる。

 700スクエアフィートに20席を配する店内は、ウッドパネルとレンガを使った内装。90年代の日本のポップスを流し懐かしい雰囲気を演出する。「カレーは日本のコンフォートフード。食べに来る方がほっとできるような店にしていきたい」と話す。「カレーが食べたいと思ったときに気軽に来て日本の味を楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は11時~20時30分(金曜・土曜・日曜は21時まで)。

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