MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスFCが3月2日、BCプレース(777 Pacific Blvd. Vancouver)で行われたホーム開幕戦でシャーロットFCと対戦し、1-1で引き分けた。
3月2日のホーム開幕戦で得点を決めたライアン・ラポソ選手(左)
今年でクラブ創設50周年となるホワイトキャップスFC。ホーム開幕戦はチーム史上最多の2万9624人を動員し、スタジアム前のロブソン・ストリートは会場へ向かう大勢のファンであふれた。試合はシャーロットFCのルリ・タヴァレス選手による先制点を許すも、前半終了間際にライアン・ラポソ選手が同点のゴール。後半はジャベイン・ブラウン選手、ファファ・ピカルト選手らがチャンスを得るも得点にはつながらず引き分けに終わった。
この日シャーロットFCのエンソ・コペッティ選手からの得点を阻止するなど好セーブも見せたゴールキーパーの高丘陽平選手は試合後、「1対1で止めることはできた」としながら「失点に関しては改善していかなければという点はあった」と振り返った。引き分けで勝ち点1は得たが「チャンスはあったと思うので勝ち切りたかった」とも。
今シーズンから背番号1となった高丘選手。「シーズンが始まる前に打診され、心機一転、一層頑張ろうという気持ちで受けた」と話し、「チームにとって50周年というスペシャルな年に良い結果を残せるように貢献できれば」と意気込みを見せる。
次のホーム戦は3月23日の対レアル・ソルトレイク戦。