反ロシア政権のアクティビスト集団プッシー・ライオットの活動を紹介する「ベルベット・テロリズム:プッシー・ライオットのロシア(Velvet Terrorism: Pussy Riot's Russia)」展が3月22日、ノースバンクーバーのポリゴン・ギャラリー(101 Carrie Cates Court, North Vancouver)で始まる。
同グループの一員、マリア・アリョーヒナさんが監修し、デンマーク、モントリオールを巡回してきた同展。ポリゴンギャラリーのディレクター、リード・シアーさんは「ロシアの現状を伝えながら、プッシー・ライオットの勇気ある精神と人権への粘り強い主張に焦点を当てる」と説明する。「2012年のモスクワ、ロシア正教会大聖堂でのパフォーマンス以来国際的認知度も高く、開始されてから2年近くにもなるロシアによるウクライナへの侵攻もあり、彼女らへの関心は非常に高い」とも。
展示では同グループの音楽や反体制パフォーマンスを写真、ビデオ、楽曲の歌詞などを用いて紹介する。オープニングデーの21日にはアリョーヒナさんらによるトーク、22日にはメンバーらによるThe Pearl(881 Granville St. Vancouver)でのライブパフォーマンス「Riot Days」も予定する。
開館時間は10時~17時(木曜は21時まで)。月曜・火曜休館。入館料は任意の寄付を受け付ける。6月22日まで。