「バンクーバー・インターナショナル・オートショー」が3月20日、バンクーバーのウオーターフロントにあるバンクーバー・コンベンションセンター(1055 Canada Place, Vancouver)で始まった。
コロナ禍での中止が続き4年ぶりの開催となった。22万スクエアフィートの会場には30のブランドが200台以上を展示。乗用車、大型ピックアップトラックやキャンピングカーなどの最新EVモデルが各社ブースの先頭に並ぶ。
初日に会場を訪れたジョジ―・オズボーンBC州エネルギー省大臣は「BC州では国内でも最多のEV車が購入されている。現在州内に充電ステーションは5000カ所あるが、地域によって設置数にばらつきがある。州では今回3,000万カナダドルの予算を組み、さらに500カ所に設置することを決めた」と発表。一層のEV化促進を期待する。
会場入り口にはマセラッティ・グレカーレをピンクに塗装した「バービーカー」を設置。フェラーリ・ローマやマセラッティ・MC20、スカイラインGT-Rや多数のクラッシックカーなどガソリン車も展示する。15社が45台を提供する無料試乗会も行う。
開催時間は10時~21時30分(最終日は18時まで)。入場料は一般=24.75カナダドル、シニア・学生=18.50カナダドル、子ども(7歳~12歳)=8.50カナダドル、6歳以下無料。今月24日まで。