日系のベンダーが出店する「ジャパン・マーケット」がバンクーバー美術館ノースプラザ(750 Hornby St. Vancouver)で6月8日・9日、開催された。
日本人、または日本に関連のある商品を扱うベンダーが参加する同マーケット。今回も日系作家によるジュエリー、せっけんやろうそくなどの工芸品や雑貨、パン、日本茶などの食料品、着物や子ども服などの衣料品、アート作品など81店がプラザに並んだ。
2018年の初回から知名度を上げ、コロナ禍で一時中断したものの、2021年からは年2回から4回に増やし、規模を拡大してきた。主催者の一人、水谷麻美さんは「日本人の作家さんが作っている良い商品がたくさんあるので出店の場を作ろうとしたのが始まり。バンクーバーにマーケットはたくさんあるが、日本に関連のある商品のみを扱うマーケットとしたのが支持されたのだと思う」と話す。「当初はここまで大きくなるとは思ってもいなかった」とも。
「開始当初からの出店者以外にも、日本に影響を受けた作品を作る若いアーティストさんやコロナ禍の際に家で工芸などのビジネスを始めた方など、新しく参加を希望する方が増えている」と話し、「サマー」「クリスマス」「Kawaii」など開催ごとにテーマを変えることでベンダーにも変化をつける工夫も明かした。
会場では、殺陣や剣術、よさこい、太鼓などのパフォーマンスも行われ多くの来場者を楽しませた。