バンクーバーのキツラノビーチで7月17日~20日、ビーチバレートーナメント「Corona Open(コロナ・オープン)」が開催された。Volleyball BC主催。
同トーナメントは、カナダで開催される最大のトーナメント。男女各32チームがトーナメント方式でビーチバレーの試合を行い、優勝者は3,300カナダドル、準優勝者は2,000カナダドルなど総額15,000カナダドルが賞金として授与される。
当日は、メーンコートのほか10以上の試合用コートを用意し誰もが観戦できるように多くのベンチやシートを設置。メーンコートでは、選手がボールを追いかけ果敢に戦う姿に、多くのビーチバレーファンや観客らは拍手を送り会場を盛り上げた。中には、五輪オリンピックを目指して世界各地で予選を戦うチームや、アメリカのオレゴン州やカナダのオンタリオ州などから同大会に出場するプロ選手も。
期間中、子ども向けにビーチバレーを指導するトレーニングセッションや、プロ選手とのドラフトが可能なアクティビティ「チャリティー・チャレンジ」が開催され、収益金はスポーツをする機会や資金がない子どもらのために活動を行う「KidSport」へ寄付された。「以前にカナダの選手がオリンピックで銅メダルを取ってから、多くの人がビーチバレーに興味を持ち始めた。今では若者の間でも人気がある」(プロモーションマネージャーのNicoleさん)という。
選手の1人Mischa Harrisさんは「7歳の時からビーチバレーを始めた。世界から集まる技術の高い選手と対戦できるのでうれしい。コートもセットも素晴らしくプレーしやすい」という。ビーチバレーを一目見ようとビーチに訪れたと言う女性は「快晴の中、美しい景色を目の前に一生懸命戦う姿は素敵。見ているだけでも楽しい」と話していた。
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