バンクーバー生まれの日本人女性デュオ「Dew」、アルバムをリリース

バンクーバー生まれの日本人女性デュオ「Dew」が、花をテーマとした楽曲のみで構成するミニアルバム「花図鑑」をリリースした。

バンクーバー生まれの日本人女性デュオ「Dew」が、花をテーマとした楽曲のみで構成するミニアルバム「花図鑑」をリリースした。

  • 0

  •  

 2007年にリリースしたシングル曲「プレゼント」が、綾瀬はるかさんが出演するマックスファクターCMソングに起用されて話題となったバンクーバー生まれの日本人女性デュオ「Dew(デュー)」が7月30日、花をテーマとした楽曲のみで構成するミニアルバム「花図鑑」をリリースした。

[広告]

 ユニット名の「Dew」は、「朝露」「(露のように)純粋なもの、さわやかなもの」という意味を持ち、時代を越えて誰もが水とともに生きているように、自分たちの音楽も朝露のように透明で時代を問わず人の心を潤すものであってほしい」という清水悠さん(ボーカル)と大西春奈さん(ボーカル&ピアノ)の願いが込められているという。

 清水さんと大西さんの2人は、同じ時期にカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市の高校で過ごし、その当時の音楽の教師の勧めでコーラス部に参加。ハロウィーン・パーティーで初めて2人で「Yesterday」(ビートルズ)を歌った。その後も一緒に歌う機会が度々あり、卒業を前に制作したCDを日本のレコード会社による新人発掘オーディションに送ったことが現在の音楽活動の始まりとなる。

 「Dew」の音楽が生まれた音楽室は、教師の方針で自由な使用が許されており、現在休校となった校舎の音楽室には清水さんが壁に描いた大きな絵がいまだに残っているという。

 「リッチモンドで春奈と出会っていなかったらDewは結成されていなかった。Dewにとってリッチモンド、そしてバンクーバーは大切な土地」(清水さん)、「高校3年間の思い出が沢山詰まっているカナダは、私にとって第二の故郷であり、Dewの原点」(大西さん)と話す2人。

 今回のアルバムリリースについて、清水さんは「皆さんに親しみを持って楽しんでいただければ」と話し、大西さんは「1日でも早く自分たちの思い出の場所に生で歌を届けられる日が来るように頑張りたい」とバンクーバーでのライブ実現への意気込みを語る。

 リリース記念イベントとして、大阪(9月6日)と東京(同7日)でミニライブとサイン会を開催する。10月1日には、「赤いスイートピー」(松田聖子)や「ハナミズキ」(一青窈)、「コスモス」(スピッツ)など10曲を収録したカバーアルバム「花図鑑 別冊」をリリース予定。

Dew @ Victor EntertainmentDew special website

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース