バンクーバーのダウンタウンにあるファッションストア「Mark-It Apparel」(525 Pender Street West, VancouverTEL604-696-6275)が6月にオープンし、主にアジアから輸入したデザイナーTシャツなどを販売している。日本の新宿の繁華街の写真を特製のウォールペーパーに写し壁紙として利用するなど、最近ではユニークな内装が口コミで伝わり、アジア人留学生や現地カナダ人の利用客が増えてきている。
映画「ブレード・ランナー」からインスピレーションを受け「アジアの文化を取り入れ近未来のナイトマーケットにいるような感覚を楽しんでほしい」(オーナーのCameron Brassさん)と、壁一面には、ベトナムのハノイにあるマーケットとネオンに輝く新宿の夜の街をデザインした。
カナダや日本、インドネシア、バンコクの現地アーティストがデザインしたTシャツ(約30カナダドル~)は、男女ともに約100枚ずつラインアップする。大半のTシャツは1枚のみの販売で、在庫は用意せず隔週で新作が入荷する。サイズはレディス=XS~L、メンズ=SX~L。そのほか、80’sスタイルのデッドストックサングラス(15カナダドル)やビンテージ服、ベルトなど取りそろえる。
日本の文化が好きだというCameronさんは「日本人の学生が着る服はかっこよくておしゃれなのでお客さんから刺激を受けることも多い。個性的な服や1点ものが好きな人に気に入ってもらえると思う」と話す。北米で人気のコミュニティーサイトFACEBOOKを通じて、Tシャツの入荷状況などもチェックでき、ファッションショーを行い顧客と交流するなど精力的に活動している。
多くの留学生や現地大学生らの顧客が多く新学期が始まる9月中は「Back to school」セールを開催し、同店で販売する商品をすべて10%割り引く。
営業時間は=11時~19時。